WindowsVistaを固定IPでネットワークにつないでいる場合、新しいIPアドレスやゲートウェイを設定したのに、再起動したりスリープから復帰すると、以前のものに戻ってしまうという現象。
IP、サブネットマスク、ゲートウェイ全部が元に戻ってしまう場合と、ゲートウェイだけが空白になってしまう場合がある。
原因はどうやらSP2のバグであるらしい。
以下に解決方法をまとめてみる。
ネットワーク設定のリセット
TCP/IPをリセット、つまり初期状態に戻したのち、、もう一度IP等を設定し直してみる。
リセットするには、以下のサイトを参照。
普通は「FixItで解決する」をやっておけばいいはず。
手動でやる方法もあるので、その場合は「自分で解決する」の項目を参照。
この後再起動すると、IP、サブネット、ゲートウェイの設定が空っぽになっているはずなので、もう一度設定し直す。
ゲートウェイだけが空白になる
リセットして設定し直してもゲートウェイだけが真っ白、という場合は以下の手順で。
レジストリをいじるので、作業を行う際は手順に間違いがないよう注意を。
- レジストリエディタで以下のキーを開く。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\
- Interfaces キーの下に{}で囲まれたよくわからない字(GUID)がいっぱい出るが、これを片っ端から開き、右側に「DefaultGateway」というエントリがある箇所を探す。
- 「DefaultGateway」をダブルクリックで開き、以下のように1行目に空白行があれば、その1行を削除。
- レジストリエディタを終了し、パソコンを再起動。
参考にしたページ
コメント