TwitterクライアントのJanetterの設定を、Dropboxを利用して複数マシン間で同期する方法のメモ。未読位置やDBの同期が取れるようになる。
- 作業はJanetterを終了させた状態で行うこと
- 同期させたいマシンすべてに、JanetterとDropboxのインストールが済んでいること
設定手順
- Dropboxフォルダ内にJanetter用のフォルダを作る。
記事中では仮に「janetter_work」とする。 - Janetterの実行ファイルがあるフォルダ(デフォルトなら
C:\Program Files\Janetter2\bin
)にあるjanetset.ini
をメモ帳で開く。 work_folder=
の後ろにDropboxに作ったJanetter用フォルダまでのパスを書く。例 work_folder=D:\My Dropbox\janetter_work
基本的には以上で設定完了。
なお複数のマシンで同時にJanetterを起動すると、多分おかしなことになるので注意。
追加設定
頻繁な同期を抑制するためログファイルの設定を変える。JanetterSrv.log が書き込みが頻繁でサイズもでかいので、これを控えめに設定。
- 上記手順の同期設定を行った後、一度Janetterを起動させ、終了させる。こうするとDropboxの「janetter_work」に設定ファイルが構築される。
- 「janetter_work」フォルダ内の
janetter.ini
をメモ帳で開き[log]の部分を書き換える。max_mbytes
はログファイルのサイズをメガバイトで指定。これを1
(MB)に。backup_count
はログファイルのバックアップをいくつ保持するか。Dropboxに入れておけばバックアップは勝手に取れているので、これは0
に。level
はログの取得レベル。debugに近いほど詳細なログを取り、fatalに近いほど致命的なエラー以外記録しない。これはerror
とした。
- 以上を踏まえて、以下のように書き換え。
[log] ; JanetterSrv.logの設定 max_mbytes = 1 backup_count = 0 ; レベルはdebug, info, warn, error, fatalを指定 level = error
ちなみにデフォルトの値は C:\Program Files\Janetter2\bin
の janetter.ini.sample
に書かれているので、元に戻したいときはこのファイルを見ながら値を戻せばOK。
あまり過去ログを漁ることのない人は、Janetter本体のオプションから「ローカルデータベースへの保存」のチェックをことごとく外しておくと、さらに同期量を減らせる。
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